<< SOX法・内部統制対策の真髄第4世代バランス・スコアカード 実践編―BeyondSOX:戦略的内部統制による企業価値向上に向けて/戸村 智憲 | main | 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?/林 總著 >>
グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する/佐々木 俊尚
2007.02.03 Saturday

グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)
佐々木 俊尚
『ウェブ進化論』に続き、Web2.0関係の書籍を読みたいと思い、
本書を手にしてみました。
現在、Web2.0の事例として紹介されることが多いのが、この
グーグルだと思います。
本書では、羽田空港近くの小さな駐車場や東京湾・屋形船の業者が、
このグーグルの『キーワード広告』を使って如何に業績を上げること
ができたのか?
また福井市のメッキ工場が業績向上できた事例は『ロングテール』
の考え方により説明できることなどを紹介しています。
正にグーグルがWeb2.0の代表格として紹介される事例そのもの
なのですが、一方で、このグーグルには大きな陰の部分があることを
思惟しています。
読売新聞の訴訟例や、米国防省の重要拠点がグーグルマップに表示
されない例、悪徳商法アニマックスのサイトが検索されない例などが
それですが、結局インターネット上で便利なツールになればなるほど、
そして、検索エンジンとしてデファクトスタンダードになればなるほど、
ネット上の権力が増し、結果、企業としての姿勢が大きく問われてくる
ことになります。
いずれにしろ、複数の検索エンジンが競争しあう環境を維持するこが
必要なようです。
話は変わりますが、グーグルで表計算等のOfficeソフトのサービスを
ネット上で無料で提供する・・などの話しがあるようです。
もし、このことが実現するとマイクロソフトは重大な危機に陥ります。
また、たぶんユーザとしては、無料にて良いサービスを受けることが
でき便利になります。
実際にどうなるか分かりませんが、とにかくWeb2.0の世界は、
現在とは大きく変わっていく感じがしますね。

